【自宅練習】自作消音ドラムセット
はじめに
前回パッド1枚の練習環境を紹介しましたが、移動ショットなどドラムセットを意識した練習ができるように環境をグレードアップさせたので紹介します。
前回の記事:【自宅練習】ドラム練習パッドの振動対策 - 夜明けブログ
概要
まずは写真を載せます。ちょっとわかりにくいですが左側がドラマー視点の写真、右側は土台部分の写真です。構成はハイハット、スネア、クラッシュシンバル、タムの4点です。消音重視でクッションをドラムに見立てて使っています。キックペダルは設置せず、ペダルの位置に座布団を二つ折りにしたものを置いています。
【注意】お察しの通り叩いた感覚は本物のドラムとは程遠いので、もしお試しになる際は変な癖がつかないようにお気を付けください…。あくまで自宅練習のメインは練習パッドとして、セット全体はイメージトレーニングの延長程度に考えるとよいかと思います。
構成
構成を土台部分とドラムセット部分に分けて説明していきます。
土台部分
一番下の段はジョイントマット120cm×120cmを3段重ねにし、その上に厚さ5センチのウレタンマット(90cm×120cm)、その上にカーペットを敷いています。120センチ四方の土台だと、椅子を置いたときにはみ出してしまうので、30センチ四方のジョイントマットをつけ足して椅子が土台部分からはみ出さないようにしました。
ドラムセット部分
スネア位置の練習パッドは前回紹介したものを使用しております。今回追加したのは、ハイハット、タム、クラッシュシンバルの3点です。それぞれ自宅にあったシンバルや練習パッドの上にクッションを置いています(冒頭の写真)。クッションをどかすと下の写真のような感じです。
クラッシュシンバルの上に置くクッションは真ん中がくぼんでいるものを選ぶと安定します。(ちなみに設置されているシンバルはハイハットのトップとボトムです)
材料費
参考までに、土台部分を作成するのにかかった費用を載せておきます。ウレタンマットが意外と安く手に入るのでオススメです。
ジョイントマット(60×60cm) 12枚 2940円
ジョイントマット(30×30cm) 8枚 980円
ウレタンマット(190×90×5cm) 1枚 1980円
カーペット 1枚 1000円
合計:6900円
おわりに
以上、自作消音ドラムセットの紹介でした。私の場合スタンド類やシンバルは持っていたものを用いたので新たな出費は0円でしたが、総額で言うとウン万円かかっているので消音ドラムセット組み立てのためだけにこれらを買うくらいであれば素直にトレーニング用ドラムや電子ドラムなどを買ったほうが安く済むかもしれません。独立したスタンドで消音ドラムセットを組むメリットとしては、セッティングの自由度が高いことだと思います。スタンドは持っておいて損はないと思うので、自由なセッティングで広々と練習したい方は試してみてはいかがでしょうか。
以上、読んでくださってありがとうございました。