夜明けブログ

機材紹介 ドラムセルフレコーディング編

はじめに

今回はドラムのセルフレコーディングに必要な機材を紹介したいと思います。コンセプトとしては、ドラムのマルチトラックレコーディングを個人でなるべく安く実現しようというお話です。

 

今回紹介する機材で録音したドラムのサンプルをいくつか用意しました。

 

では、紹介していきます。

機材

MTR(マルチトラックレコーダー)

MTRはZOOMのR16という製品を使っています。最大8chまでの同時録音に対応しています。8ch入力のオーディオインターフェースとしても使えるのでかなりの優れものです。かれこれ5年以上使い続けています。お値段は28,404円(税込)

 

マイクセット

ドラム用マイクセットは調べてみるとたくさん見つかりますが、私はこちらの製品を使っています。お値段は¥22,680(税込)です。バスドラム、タム、フロアタム、オーバーヘッド×2をこのマイクセットで録って、スネアはレンタルスタジオ常設のマイクで録ってます。ホルダーも付属していますが、必要に応じて変換ネジを購入してください。タム用のマイクが2本しかないので2タムセットでレコーディングしたい方は注意してください。

www.soundhouse.co.jp

 

マイクケーブル

ケーブルはほとんどのスタジオで借りられるものだとは思いますが、あまりにも本数が多くなると借りるのも申し訳ないので私は自分で購入して持ち込んでいます。こちらのケーブルを使っています。5mを2本、3mを5本持ち込んでいます。7本で合計約3,500円と安価ですが音質に関して特に不満はないです。耳が肥えている方にとってはいろいろ気になるのかもしれないですが、普通の人からすると気にならないレベルだと思います。

www.soundhouse.co.jp

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マイクホルダー

意外と重要なのが、このマイクホルダー。自主レコの場合スタンドをたくさん持ち込むのは大変なので、レコーディング用のマイクホルダーがあるとセッティングが楽になります。こちらの製品はかなりオススメです。私はスネアに取り付けて使っています。セッティングが楽なうえに、マイク位置の微調整がしやすいのですごく便利です。お値段は¥3,650(税込)とそれなりに高いですが、値段以上の価値があると思います。
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おわりに

必要最低限の機材は以上です。総額およそ6万円程度。初期投資はそれなりに必要ですが、機材が揃えばあとは貸スタジオ代だけでレコーディングし放題なので長く使えば使うほどにお得だと思います。今回はMTRでの録音を想定していますが、紹介したZOOM R16はオーディオインターフェースとしても使えるのでPCがあるとより一層便利にレコーディングができます。

 

冒頭サンプルのマイク数はバスドラム×1、スネア×1、タム×2、オーバーヘッド×2の合計6本で録音しています。必要に応じてハイハットにもう1本マイクを足したりスネアの裏を録ったり、ルームマイクを追加したりしてみるとよいと思います。

 

以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。